5G NRに対応した商用のモバイルWi-FiルータSamsung SM-V570Nを提供
- 2018年12月04日
- 海外携帯電話
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)はモバイル無線LANルータ「SM-V570N」の提供を開始した。
第5世代移動通信システム(5G)に対応した商用のモバイル無線LANルータである。
韓国では移動体通信事業者(MNO)のSK Telecom、KT、LG Uplus (LG U+)が2018年12月1日より一斉に特定の法人顧客を対象として5Gサービスを商用化している。
韓国の移動体通信事業者が提供する5Gサービスを利用できる商用の端末としてSM-V570Nを提供する。
OSはAndroidをベースとしており、通信モデムはSamsung Electronicsが開発したSamsung Exynos Modem 5100を採用した。
通信方式はNR/FDD-LTE方式に対応しており、NR方式は周波数がサブ6GHz帯の3.5GHz帯(n78)となる。
なお、NR方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定された通信方式である。
無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5GHz Dual-Band)も利用できる。
NR方式による5Gサービスの商用化はSK Telecom、KT、LGが世界初であるため、SM-V570NはNR方式に対応した最初の商用端末となる。
韓国の移動体通信事業者は各社とも限られた法人顧客のみに5Gサービスを提供しており、5Gサービスの提供を開始した時点で個人顧客は5Gサービスに加入できない。
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