Telia CompanyとTurkcellがFinturの合弁解消へ
- 2018年12月24日
- 海外携帯電話
スウェーデンのTelia CompanyはオランダのFintur HoldingsについてトルコのTurkcell Iletisim Hizmetleriとの合弁を解消すると発表した。
Fintur HoldingsはTelia CompanyとTurkcell Iletisim Hizmetleriの合弁会社で、出資比率はTelia Companyが58.55%、Turkcell Iletisim Hizmetleriが41.45%となっている。
Telia CompanyとTurkcell Iletisim HizmetleriはTelia CompanyがTurkcell Iletisim Hizmetleriの持分すべてを買収することで合意し、Telia CompanyはFintur Holdingsを完全子会社化する。
取引は2019年の早い時期に完了する予定という。
Fintur Holdingsはアゼルバイジャン、ジョージア(旧グルジア)、モルドバ、カザフスタンの移動体通信事業者(MNO)に出資していたが、アゼルバイジャン、ジョージア、カザフスタンでは撤退を完了しており、継続事業はモルドバの移動体通信事業者であるMoldcellのみとなる。
なお、カザフスタンは2018年12月に撤退を完了した。
Telia Companyは北欧諸国とバルト三国に集中する戦略に沿って、2015年9月にネパール、タジキスタン、カザフスタン、ウズベキスタン、ジョージア、モルドバ、アゼルバイジャンの移動体通信事業から撤退する方針を明確化しており、最終的にはモルドバからも撤退する計画である。
ネパール、タジキスタン、ウズベキスタンでも撤退を完了しており、撤退を表明した国ではモルドバのみが残っている。
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