ファーウェイ、近頃の5Gに関する報道について説明
- 2018年12月21日
- 海外携帯電話
中国のHuawei Technologies (華為技術)は近頃の第5世代移動通信システム(5G)に関連した報道について、中国向けに説明文を公開した。
Huawei Technologiesが中国向けに運用するフォーラムにおいて、Huawei Technologiesの公共及政府事務部が5Gに関する報道について説明している。
これまでに、日本、ニュージーランド、ドイツ、フランスなどで5Gの通信設備からHuawei Technologiesを排除するとの報道があり、一連の報道に対する状況の説明と考えられる。
主な内容は下記の通りである。
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最近、Huawei Technologiesの5Gに関して頻繁に報道されているが、いくつかの報道は事実と一致せず、また誤解されているため、状況を説明する。
現在、ドイツでの事業はすべて正常である。
フランスでは複数の通信事業者の5Gネットワークの構築に参加している。
日本では通信事業者の5Gに係る入札書類への対応と実験に積極的に参加している。
ニュージーランド政府は通信事業者が提出した5Gの計画に同意していないが、承認プロセスは完了していない。
顧客は政府との継続的な調整を表明し、Huawei Technologiesとの協力は変わらない。
Huawei Technologiesの5Gは技術と商用化の面で業界をリードしており、エンドツーエンドの5Gのシステムを提供できる業界で唯一のベンダである。
外部からの大きな圧力と困難にもかかわらず、良好な業績を達成している。
これまでに、25件の5Gの商用契約を獲得し、世界中の50以上のビジネスパートナーと協力契約を締結した。
10,000局以上の商用向け5G基地局を出荷し、業界をリードしている。
2019年上半期には5Gチップを搭載した5Gスマートフォンを発表し、2019年下半期には商用規模を実現する。
グローバルでの事業は安定している。
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日本の通信事業者は5Gの通信機器のベンダを選定中の模様で、Huawei Technologiesが公表した文面からは、通信機器の供給に向けて提案などを積極的に実施していると思われる。
Huawei Technologiesの通信機器を採用するSoftBankは上場記者会見で5Gの通信機器に関して6社のベンダに提案依頼書を送り、5Gの通信機器の仕様や価格の提出を求めたと明かしている。
6社のベンダにはHuawei Technologiesが含まれる模様で、Huawei Technologiesの説明は提案依頼書への対応を指す可能性が高い。
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