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T-Mobile USA、AT&T Mobilityの5Gサービスの欠点を紹介



米国の移動体通信事業者(MNO)であるT-Mobile USAは同国の移動体通信事業者であるAT&T Mobilityが開始する第5世代移動通信システム(5G)サービスを牽制するような報道発表資料を公開したことが分かった。

AT&T Mobilityは2018年12月21日より5Gサービスを開始するが、それに先立ちT-Mobile USAは報道発表資料を通じて「AT&T 5G(ish) Puck Gift Guide」としてAT&T Mobilityの5Gサービスの欠点を紹介している。

5Gのようなという意味合いの5G(ish)と表現したうえで、T-Mobile USAはAT&T Mobilityが少数の都市の小さなエリアで5Gサービスを開始するというが、それを使うには大きなパックを持ち歩く必要があると指摘した。

大きなパックは5Gに対応したモバイル無線LANルータを指す。

それは非常に大きいと主張し、外国メディアが掲載した表現を引用してまで、5Gに対応したモバイル無線LANルータがいかに巨大であるか伝えている。

また、5Gサービスのエリアは少ない都市のわずかなエリアでのみ動作し、少し歩いたりアンテナとの間に障害物が入るとすぐに5Gの信号を失う可能性も示唆した。

AT&T Mobilityの5Gサービスはで利用する周波数はミリ波(mmWave)の39GHz帯となるため、39GHz帯の電波伝搬特性を念頭に置いたと思われる。

5Gに対応したモバイル無線LANルータはNETGEAR製のNETGEAR Nighthawk 5G Mobile Hotspot (MR5000)で、T-Mobile USAの報道発表資料では商標的な問題も考慮してかロゴを変えて掲載しているが、何を指すかは火を見るよりも明らかである。

NETGEAR Nighthawk 5G Mobile Hotspot (MR5000)の開発にはAT&T Mobility、NETGEAR、Qualcomm Technologiesなども関与しているはずで、AT&T Mobilityの5Gサービスを牽制しようとする狙いは察するが、多方面に喧嘩をふっかけているような気もするところである。

T-Mobile USAらしいことではあるが…

T-Mobile Newsroom

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