3GPP標準5Gに対応した世界初の商用端末NETGEAR Nighthawk 5G Mobile Hotspotを公開
- 2018年10月29日
- 海外携帯電話
米国のNETGEARおよび米国の移動体通信事業者(MNO)であるAT&T MobiltyはNETGEAR製のモバイル無線LANルータ「NETGEAR Nighthawk 5G Mobile Hotspot」を公開した。
第5世代移動通信システム(5G)に対応したモバイル無線LANルータである。
通信モデムは米国のQualcommの全額出資子会社であるQualcomm Technologiesが開発したQualcomm Snapdragon X50 5G Modemを搭載する。
AT&T Mobilityが商用化する計画の5Gサービスに対応した端末となる。
テキサス州ウェーコではAT&T Mobilityが整備した5Gの商用ネットワークでNETGEAR Nighthawk 5G Mobile Hotspotを用いてデータ伝送の試験に成功したという。
AT&T Mobilityは2018年中に5Gサービスを開始する計画で、2018年中にはAT&T Mobilityが本社を置くテキサス州ダラスのほか、テキサス州ウェーコ、テキサス州ヒューストン、テキサス州サンアントニオ、ジョージア州アトランタ、ノースカロライナ州シャーロット、ノースカロライナ州ローリー、インディアナ州インディアナポリス、オクラホマ州オクラホマシティ、フロリダ州ジャクソンビル、ケンタッキー州ルイビル、ルイジアナ州ニューオーリンズの12都市で5Gサービスを商用化する。
また、2019年初めにはネバダ州ラスベガス、カリフォルニア州ロサンゼルス、カリフォルニア州サンディエゴ、カリフォルニア州サンフランシスコ、カリフォルニア州サンノゼ、テネシー州ナッシュビル、フロリダ州オーランドの7都市を追加した19都市で5Gサービスを提供する方針である。
5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)が5Gの要求条件を満たすために規定したNR方式に準拠しており、周波数はミリ波(mmWave)を利用する。
公開日を基準にNETGEAR Nighthawk 5G Mobile Hotspotは3GPPで規定された標準規格の5Gに対応した最初の商用端末となり、詳細なスペックは2018年中に公開する予定という。
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