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韓国のSK Telecom、2018年末にWiBroを終了へ



韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK TelecomはWiBroの提供を終了する計画を発表した。

WiBroはWiMAXをベースに韓国電子通信研究院(Electronics and Telecommunications Research Institute:ETRI)が主導して研究開発を進め、SK Telecomは2006年に商用化したが、2018年12月31日をもって終了する方針という。

SK Telecomは韓国の政府機関で電気通信分野の規制を担う科学技術情報通信部(Ministry of Science and ICT:MSIT)とWiBroの提供を終了する計画に関して協議を開始しており、科学技術情報通信部がSK Telecomの計画を承認すれば、SK Telecomは2018年12月31日をもってWiBroの提供を終了する予定である。

2018年10月29日時点でSK Telecomが抱えるWiBroの加入件数は17,000件程度まで減少した。

WiBroの加入件数の減少、各国の利害関係による国際展開の停滞、LTEなど技術進化と代替技術の急激な成長、WiBroに対応した端末の開発と製造の中止などで、WiBroのサービスを正常に継続することは困難と説明している。

また、SK TelecomはWiBroの加入者に対してLTE移行支援プログラムを実施する。

LTE移行支援プログラムにはSK Telecomが展開するT Pocket-Fiシリーズのモバイル無線LANルータを無料で提供、解約時の違約金などを免除、2年間にわたりWiBroからの移行者を対象とした専用のプランの提供などが含まれている。

WiBroの終了までにLTEへの移行を推進するという。

SK Telecom

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