ミャンマーのTelenor MyanmarがVoLTEの提供を開始
- 2019年01月06日
- 海外携帯電話
ノルウェーのTelenorの全額出資子会社でミャンマー(ビルマ)の移動体通信事業者(MNO)であるTelenor MyanmarはVoLTE (Voice over LTE)による音声通話サービスの提供を開始した。
VoLTEはLTEネットワーク上で音声通話を実現する技術で、高音質な音声通話、高速な発着信、音声通話中の高速なデータ通信が期待できる。
LTEサービスの提供エリアでVoLTEを利用可能で、VoLTEの恩恵を受けるためには、発信側と着信側の両方がVoLTEを利用できる環境であることが条件となる。
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)、中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)、中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)、中国のHuawei Technologies (華為技術)が提供するスマートフォンの一部がVoLTEに対応しており、Telenor MyanmarのVoLTEに対応したスマートフォンは20機種以上に達する。
ミャンマーの90%以上のタウンシップをLTEサービスの提供エリアとしており、ミャンマー全土で幅広くVoLTEを利用できるという。
なお、LTEサービスではFDD-LTE方式の2.1GHz帯(Band 1)および1.8GHz帯(Band 3)の周波数を利用している。
VoLTEを利用するためには加入の手続きが必要で、USSDコードで加入できる。
ダイヤル画面で*979*5*8#に発信し、2を選択するとVoLTEを有効化、1を選択するとVoLTEを無効化となる。
VoLTEの利用に係る追加料金は発生せず、従来の音声通話と同じ料金となっている。
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