マレーシアのCelcom Axiataが本社を移転、クアラルンプールからプタリン・ジャヤに
- 2019年01月16日
- 海外携帯電話
マレーシアのAxiata Groupの全額出資子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるCelcom Axiataは本社を移転した。
2019年1月10日より本社を移転して営業しており、新たな本社を@celcomと命名したという。
なお、@celcomはAt Celcomと発音する。
これまで、Celcom Axiataはマレーシアの首都・クアラルンプールにあるMenara Celcomを本社として事業を展開してきた。
新たな本社となる@celcomはセランゴール州のプタリン・ジャヤにあるPJ Sentral Garden Cityに位置する。
プタリン・ジャヤはクアラルンプールに隣接しており、@celcomの最寄駅はラピドKLのアジア・ジャヤ駅である。
Celcom Axiataは本社と登記上の本店所在地が異なり、登記上の本店所在地は引き続きAxiata Towerの5階となる。
Axiata Groupも登記上の本店所在地はAxiata Towerの5階で、Axiata Groupは本社機能もAxiata Towerに設置している。
なお、Axiata TowerはクアラルンプールのKLセントラル駅そばに位置する。
Celcom Axiataは旧社名がCelcom (Malaysia)で、Axiata Groupが直接的に全額出資する子会社である。
Axiata Groupの主要株主と持分比率はマレーシアのKhazanah Nasionalが37.3%、マレーシアのPermodalan Nasionalが18.3%となっている。
Khazanah NasionalおよびPermodalan Nasionalはマレーシアの政府系投資会社であり、マレーシアの政府系投資会社が発行済株式の過半を持つAxiata GroupやCelcom Axiataも実質的に政府企業となる。
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Celcom Axiataの登記上の本店所在地があるAxiata Tower
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