Sony Mobile、東南アジアで事業規模を縮小または撤退か
- 2019年01月20日
- Android関連
Sonyの全額出資子会社であるSony Mobile Communicationsは東南アジアで事業規模を縮小もしくは撤退する可能性が浮上した。
Sony Mobile Communicationsは東南アジアの複数の国でスマートフォン事業を展開しているが、マレーシアでは正規取扱店からSony Mobile Communications製のすべてのスマートフォンが削除されたことが分かった。
マレーシアでは同国のThorus TechnologyがSony Mobile Communicationsの正規取扱店となり、Thorus TechnologyはマレーシアのCelcom Planetが運営する電子商取引サイトの11street MalaysiaにおいてSony Xperia Official Storeを出店していた。
しかし、Sony Xperia Official Storeではすべての製品が削除されており、Sony Xperia Official Storeを通じてSony Mobile Communications製のスマートフォンを購入できない状況となっている。
Sony Mobile Communicationsが公式ウェブサイトを用意するマレーシア向け、タイ向け、ベトナム向け、シンガポール向けの公式ウェブサイトではSony Xperia XZ2 Premiumが最後の製品で、Sony Xperia XZ3やSony Xperia XA2 Plusの投入は見合わせている模様である。
また、インドネシアではSony Xperia Z5 Premium Dualが最後の製品となり、長らくスマートフォンを投入していない。
これらの状況から、少なくとも東南アジアの一部市場では事業規模を縮小する模様で、インドネシアでは実質的に撤退した状況にあると考えられる。
Sony Xperia Official Store – 11street Malaysia
Sony Mobile (Malaysia)
Sony Mobile (Indonesia)
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。