豪州のOptusが5Gサービスのプランを発表、3ヶ所で5G基地局を開局
- 2019年02月01日
- 海外携帯電話
シンガポールのSingapore Telecommunications (新加坡電信:Singtel/新電信)の全額出資子会社である豪州のSingtel Optusの全額出資子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるOptus Mobileは第5世代移動通信システム(5G)サービスのプランを発表した。
Optus MobileはOptus 5G Home Broadbandとして5Gサービスを提供する。
契約形式は24ヶ月契約または月極契約となり、データ通信容量は無制限で、月額料金は70豪ドル(約5,500円)に設定されている。
Optus 5G Home Broadbandの関心表明を受け付けており、住所などを登録できる。
登録した住所が5Gの提供エリアとなれば、Optus Mobileから案内するという。
5Gに対応した端末はフィンランドのNokiaが開発した据置型無線LANルータとなる予定で、2019年第2四半期より出荷を開始する予定である。
Optus MobileはNokiaより通信設備を調達して5Gネットワークを構築しており、すでに3ヶ所で5Gの基地局を開局した。
5Gの基地局が開局した場所は豪州首都特別地域・キャンベラのディックソンおよびマヌーカ、ニューサウスウェールズ州・グレンデニングの3ヶ所となる。
2019年3月までに47ヶ所で5Gの基地局を開局し、さらに2020年3月までに1,200ヶ所で5Gの基地局を開局する計画という。
なお、2020年3月までに豪州首都特別地域、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、クイーンズランド州、南オーストラリア州、西オーストラリア州で5Gを導入する計画と案内しており、タスマニア州およびノーザンテリトリーでは5Gを導入する具体的な計画が決まっていない。
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Singtel OptusおよびOptus Mobileの本社前 (豪州・マクアリーパーク)
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