Sonyが2018年度Q3の業績を発表、スマホ事業は販売半減で赤字・下方修正
- 2019年02月01日
- Android関連
Sonyは2018年度第3四半期の連結業績を発表した。
2018年度第3四半期の売上高および営業収入は前年同期比10.1%減の2兆4,018億円、営業利益は前年同期比7.5%増の3,770億円、税引前利益は前年同期比0.8%減の3,405億円、株主に帰属する当期純利益は前年同期比45.0%増の4,290億円となった。
減収の主要な要因として金融分野およびモバイル・コミュニケーション(MC)分野の大幅な減収を挙げている。
セグメント別の業績も公表しており、スマートフォンを中心とした携帯端末の製造や販売およびインターネット関連サービスに係る事業を含めたモバイル・コミュニケーション分野の業績が判明している。
なお、モバイル・コミュニケーション分野の事業は主にSonyの全額出資子会社であるSony Mobile Communicationsおよびその子会社を通じて手掛ける。
モバイル・コミュニケーション分野における2018年度第3四半期の売上高は前年同期比36.9%減の1,372億円、営業損益は前年同期比201.9%減で155億円の赤字となった。
前年同期比で大幅な減収を記録し、さらに赤字転落した。
大幅な減収の主な要因は日本、欧州、中南米を中心としたスマートフォンの販売台数の減少である。
また、赤字転落の主な要因としては大幅な減収を挙げている。
スマートフォンの販売台数は前年同期比55.0%減の180万台となり、前年同期比でスマートフォンの販売台数が半数未満に減少したことが分かる。
2019年2月時点におけるモバイル・コミュニケーション分野の2018年度通期の見通しについて、売上高は2018年度10月時点比3.9%下方修正の4,900億円、営業損失の見通しは変更なく950億円の赤字である。
スマートフォンの販売台数は2018年度10月時点比7.1%下方修正の650万台と予測している。
下方修正の主な要因としては日本、東アジア、欧州におけるスマートフォンの販売台数の減少を挙げている。
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