米国向けLG G8 ThinQとなるLM-G820UMがFCC通過、LTEは下り最大1.6Gbps
- 2019年02月16日
- Android関連
LG Electronics製のFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「LM-Q820UM」が2019年2月15日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはZNFG820UM。
モバイルネットワークはFDD-LTE 2600(B7)/2300(B30)/1900(B25)/ 1700(B66)/850(B5)/800(B26)/ 700(B12/B13/B14)/600(B71) MHz, TD-LTE 3600(B48)/2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850 MHz, CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0/BC10) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetoothや無線LANやNFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
LM-G820UMは未発表端末の型番(モデル番号)である。
型番規則から米国向けのLG G8 ThinQの型番に該当すると思われる。
FCCではLM-G820TMおよびLM-G820QMもLM-G820UMと同一端末として認証を受けており、いずれも電気的に共通と分かる。
LTE DL Category 19およびLTE UL Category 13に対応し、通信速度は下り最大1.6Gbps/上り最大150Mbpsとなる。
下りはキャリアアグリゲーション(CA)の高度化技術、256QAM、4×4 MIMO、上りはアップリンク・キャリアアグリゲーション(ULCA)および64QAMに対応する。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)も利用できる。
LG Electronicsがフラッグシップとして展開するスマートフォンとなる見込み。
ラベルは電磁的表示を採用しており、FCCではラベルを表示したスクリーンショットが公開されている。
FCC – LG Electronics LM-Q820UM
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