Snapdragon 855を搭載したXiaomi Mi 9を発表、約4.9万円から
- 2019年02月20日
- Android関連
中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「Xiaomi Mi 9 (小米9)」を発表した。
Xiaomi Communicationsが2019年上半期のフラッグシップとして展開するスマートフォンである。
OSにはAndroidをベースとするMIUI 10を採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 855 Mobile Platformを搭載する。
CPUはオクタコアで、シングルコアの2.84GHz、トリプルコアの2.42GHz、クアッドコアの1.80GHzで構成されている。
ディスプレイはSamsung Display製の約6.39インチFHD+(1080*2340)AMOLEDで、画素密度は403ppiとなる。
水滴型の切り欠き(ノッチ)を搭載したディスプレイとなり、フロントのディスプレイ占有率は90.7%に達する。
カメラはリアに約4800万画素CMOSイメージセンサ、約1600万画素CMOSイメージセンサ、約1200万画素CMOSイメージセンサからなるトリプルカメラ、フロントに約2000万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 850(B5)/700(B12/B17) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 1700(IV)/900(VIII)/850(V) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。
キャリアアグリゲーション(CA)や4×4 MIMOのほか、LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
なお、4×4 MIMOはTD-LTE 2500(B41) MHzのみとなる。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備える。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)やNFC Type A/Bにも対応する。
システムメモリの容量は6GBまたは8GBで、内蔵ストレージの容量は128GBである。
電池パックは内蔵式で、容量は3300mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用し、急速充電のQualcomm Quick Charge 4.0+に対応している。
無線充電にも対応しており、無線充電の規格はWireless Power Consortium (WPC)が策定したQiに準拠する。
生体認証は顔認証やディスプレイ一体型の指紋認証を利用できる。
カラーバリエーションは深空灰、全息幻彩藍、 全息幻彩紫の3色展開である。
中国で2019年2月26日に発売する予定で、価格はシステムメモリの容量が6GBのモデルが2,999人民元(約49,000円)、8GBのモデルが3,299人民元(約54,000円)に設定されている。
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