キューバのCubacelが4G LTEサービスを開始、3G解禁から約3ヶ月で
- 2019年03月12日
- 海外携帯電話
キューバの移動体通信事業者(MNO)でブランド名をCubacelとして展開するEmpresa de Telecomunicaciones de Cuba S.A. (ETECSA)は4GとしてLTEサービスの提供を開始した。
2019年3月8日よりLTEサービスの提供を開始しており、まずは一部の顧客に限定してLTEサービスを提供する。
キューバの首都・ハバナの北海岸地域でLTE方式に対応した基地局を設置しており、LTEサービスの提供は月間データ通信量が2.5GB以上の10,000人の顧客を対象としている。
周波数はLTE (FDD)方式の1.8GHz帯(Band 3)である。
なお、Band 3はLTE Bandとしては世界で最も導入数が多い。
Empresa de Telecomunicaciones de Cuba S.A.は長らく国際ローミング向けにはW-CDMA方式を運用してきたが、2018年12月6日からようやくキューバ国内でEmpresa de Telecomunicaciones de Cuba S.A.と直接契約した顧客に対してW-CDMA方式の利用を解禁した。
W-CDMA方式の利用の解禁に先立ち、データ通信の利用も解禁しているが、データ通信の需要の増大などでW-CDMA方式のネットワークの負担が高まっていたという。
W-CDMA方式のネットワークの負担を軽減するため、データ通信量が多い顧客から優先的にLTE方式を利用させる。
なお、Empresa de Telecomunicaciones de Cuba S.A.はキューバの国営企業で、キューバの電気通信分野で独占状態にある。
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