MOTOROLA RAZR M SoftBank 201M レビュー Vol.3
- 2012年12月05日
- SoftBank-MOTOROLA
SoftBank向けのMotorola Mobility製スマートフォン「MOTOROLA RAZR M SoftBank 201M (以下、201M)」をAppComing様より借りてレビューしている。
今回は201Mの特徴や使っていて感じたことを紹介していく。
画面ロック解除画面は画面ロックの解除だけではなく、メールやカメラや電話をすぐに起動することが可能となっている。
ホームアプリは一番左の面にクイック設定が用意されており、簡単な設定を素早く設定することが可能だ。
201Mは通知画面にトグルを搭載しておらず、トグルの代わりにクイック設定が用意されていると思われる。
クイック設定は通知画面のトグルよりも表示領域が広くて操作しやすいが、ホーム画面以外でもすぐに設定することが可能なトグルも用意しておいてもらいたいと感じたところだ。
ホーム画面はステータスバーと画面上に表示されるナビゲーションキーが透過されており、個人的にはなかなか好みのデザインに仕上げられている。
動きは非常に軽快で、ホーム画面のドックやアプリケーション一覧画面の構成はAndroid標準のそれと近くなっている。
アプリケーション一覧画面ではアプリケーションとウィジェットのタブに加えて、お気に入りのタブが用意されており、お気に入りのアプリケーションを素早く起動することが可能なのは嬉しいところだ。
しかし、デフォルトでアルファベット順や使用頻度順に並べ替えられるような設定も欲しかったところだ。
システム設定の項目を見てみる。
システムメモリは1GBで、再起動の直後は使用中と空き容量がどちらも400MB程度となっている。
内蔵ストレージは8GBで、アプリケーションの保存領域には約4GBが割り当てられている。
システムメニューの言語は日本語以外に英語、スペイン語、ポルトガル語、韓国語、簡体中国語、繁体中国語が用意されている。
デフォルトでシステムメニューの対応言語が多いことは流石グローバルモデルといったところだろう。
文字入力はiWnn IME、モトローラ入力、Moto Chinese Input、Google音声入力がプリインストールされている。
総務省の工事設計認証と警告内容の電磁的表示に対応しており、所謂“技適マーク”を画面に表示することが可能となっている。
メーカーの型番はXT902であることが分かる。
警告にも記載されているが、5.2GHz帯及び5.3GHz帯の無線LAN通信を使用する場合は注意しておきたいところだ。
今回のレビューで借りた201Mの端末情報はモデル番号が201M、Androidバージョンが4.0.4、APフレックスバージョンがGAS_ASIA_SCORPIONMINISBM_P014 GAS_ASIA_SCORPIONMINISBM_A002、ベースバンドバージョンがSM_T_BP_1539.000.24.08P、カーネルバージョンが3.0.8-g11b5851 hudsoncm@il93lnxdroid80 #1 SMP PREEMPT Wed Oct 17 20:09:42 CDT 2012、ビルド番号が7.7.1Q-164_SMJ-13、ビルド日がWed Oct 17 20:02:31 CDT 2012である。
201Mは個人的にデザインが非常に好みであり、SoftBank以外の移動体通信事業者のSIMカードでも使ってみたいところであるが、201MはSIMロック解除サービスに対応していないところが残念である。
試しにNTT docomoのSIMカードを挿入してみたところ、画面ロック解除画面に“挿入されたUSIMはこの携帯電話機では使用出来ません。有効なUSIMを挿入してください。”と表示されるだけで、SIMロック解除コードの入力画面は出なかった。
NTT docomoのSIMカードを挿入した際には電話番号も読み取れなかった。
尚、通信方式及び対応周波数はAXGP(TD-LTE) 2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/1500(XI)/900(VIII) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzである。
ベゼルが非常に狭くて横幅が抑えられていたり、リアには耐傷性を有するKEVLER素材を採用していたりと魅力的なハードウェアになっており、コンパクトでスリムな筐体は片手でも持ちやすくより操作性が快適に感じた。
日本独自機能としてはFeliCaに対応しているが、価格は新規とMNPが23520円で機種変更が30720円とリーズナブルに設定されているのも嬉しい。
201MはOSのバージョンがAndroid 4.0.4 Ice Cream Sandwich Versionで販売されているが、Android 4.1.x Jelly Bean Versionへのバージョンアップも予定されている。
詳細なバージョンはAndroid 4.1.2 Jelly Bean Versionとなる可能性が高いとの情報も得ている。
バージョンアップによって更なる快適さを実現してもらいたいところだ。
・AppComing
http://www.app-coming.jp/ja/
・MOTOROLA RAZR M – Motorola Mobility, Inc. 日本
http://www.motorola.com/Consumers/JP-JA/Consumer-Products-and-Services/Mobile-Phones/MOTOROLA-RAZR-M-JP-JA
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