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インドにおける2019年2月の携帯電話加入件数が判明



インドの政府機関で電気通信分野の規制を管轄するインド電気通信規制庁(Telecom Regulatory Authority of India:TRAI)はインドにおける2019年2月19日時点の移動体通信サービスの加入件数を公表した。

アーバンエリアでは前月19日の約6億5,420万件から増加して約6億5,657万件に、ルーラルエリアでは前月19日の約5億2,777万件から減少して約5億2,711万件となった。

合計では約11億8,368万件となり、前月19日の約11億8,197万件から増加した。

移動体通信事業者(MNO)別の占有率も公開されており、2019年2月末時点で1位がVodafone Idea Limitedで約34.58%、2位がBharti Airtel Limitedで約28.75%、3位がReliance Jio Infocomm Limitedで約25.11%、4位がBharat Sanchar Nigam Limited (BSNL)で約9.82%、5位がTata Teleservices Limited (TTSL)で約1.44%、6位がMahanagar Telephone Nigam Limited (MTNL)で約0.29%、7位がReliance Communications Ltdで約0.002%である。

すべての移動体通信事業者のうち国有企業が2社で約10.12%、ほかの民間企業が約89.88%となっている。

移動体通信事業者別で最大の純増はReliance Jio Infocomm Limitedの779万3,440件、最大の純減はVodafone Idea Limitedで578万7,335件となった。

Reliance Jio Infocommは好調に加入件数を伸ばし続け、占有率は25%を突破した。

一方、Vodafone India LimitedとIdea Cellular Limitedが統合して誕生したVodafone Idea Limitedは数ヶ月にわたり純減が続いている。

インドでは複数の移動体通信事業者のSIMカードを所有することが多く、旧Vodafone India Limitedと旧Idea Cellular Limitedの両方のSIMカードを所有する利用者が片方のSIMカードの利用を中断する傾向が続き、これがVodafone Idea Limitedの純減に影響したと思われる。

Tata Teleservices LimitedおよびReliance Communications Ltdは移動体通信事業から撤退する方針を発表しているが、規制当局の承認など様々な都合から撤退できていない。

インド電気通信規制庁

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