KDDIと住友商事、ミャンマーのモバイルゲーム市場に参入へ
- 2019年05月26日
- KDDI-総合
KDDIとSumitomo Corporation (住友商事)はミャンマー(ビルマ)のモバイルゲーム市場に参入すると発表した。
KDDIとSumitomo Corporationはシンガポールで合弁会社のFUNCREATEを設立し、FUNCREATEのミャンマー法人であるFUNCREATE MYANMARを通じてミャンマーでモバイルゲームパブリッシング事業を共同運営するという。
FUNCREATEおよびFUNCREATE MYANMARは日本をはじめとした各国のモバイルゲームを収集し、ミャンマー向けにローカライズしたうえでミャンマーで配信するほか、イベントを通じたプロモーション活動も推進するとのことである。
モバイルゲームパブリッシング事業では提供する各ゲームタイトルで100万ダウンロード超を目指す。
世界で人気のモバイルゲームをミャンマーに届けることで、ミャンマーの人々の快適で心躍る暮らしづくりに貢献すると表明している。
また、ミャンマーにおけるモバイルゲームパブリッシング事業への参入に合わせて、KDDIはアジア圏でモバイルゲームの調達、開発、運用、マーケティングの知見を有するシンガポールのGO GAMEと戦略的パートナーシップを構築し、KDDIが保有するスマートフォンアプリの経験や知見と相乗効果を図るという。
Sumitomo Corporationはコンテンツの国際事業展開に注力しているところで、2018年にはその一環で北米を中心としたモバイルゲーム販売事業を開始しており、その経験を生かしてミャンマーではマーケティング戦略の立案や実行を担う。
FUNCREATEに対する出資比率はKDDIが51%、Sumitomo Corporationが49%で、FUNCREATE MYANMARに対する出資比率はFUNCREATEが100%となっている。
KDDIとSumitomo Corporationはミャンマーで移動体通信事業にも参画しており、合弁会社でシンガポールのKDDI SUMMIT GLOBAL SINGAPORE (KSGS)のミャンマー法人であるKDDI Summit Global Myanmar (KSGM)を通じて、ミャンマーの政府組織で同国の移動体通信事業者であるMyanma Posts and Telecommunications (ミャンマー国営郵便・電気通信事業体:以下、MPT)と共同事業を展開している。
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