TikTokの親会社ByteDanceが自社ブランドのスマホを投入か、Smartisanから特許取得も
- 2019年05月28日
- Android関連
中国のByteDance (字節跳動)は自社ブランドのスマートフォンを投入する可能性が浮上した。
ByteDanceは子会社で中国のmusical.ly (蜜柚網絡科技(上海))を通じてTikTok、子会社で中国のBeijing Microlive Vision Technology (北京微播視界科技)を通じてTikTokの中国版であるDouyin (抖音)を提供することで知られる。
外国メディアの報道によるとByteDanceは独自のスマートフォンの投入を計画中という。
ByteDanceは傘下企業を通じて様々なサービスを展開しており、サービスの利用者を増加させる目的で独自のスマートフォンを投入する方向で検討している模様である。
TikTokやDouyinのほかに、ByteDanceの傘下企業が提供するアプリケーションとしてはToutiao、Xigua Video、Duoshan、Faceu、Helo、News Republic、Vigo Videoおよび中国版のHuoshan Video (火山小視頻)、BuzzVideo、TopBuzz、BaBeが挙げられる。
ByteDanceの傘下企業が提供するアプリケーションではTikTokやDouyinは知名度も高いが、ByteDanceの傘下企業が提供するサービスの中には利用者が伸び悩むサービスもある。
独自のスマートフォンにはByteDanceの傘下企業が提供するアプリケーションを一括でプリインストールし、サービスの利用者を増やす狙いがあると思われる。
また、ByteDanceはスマートフォンの開発を手掛ける中国のSmartisan Technology (錘子科技(北京))から一部の特許および従業員を取得したことが判明しており、スマートフォンの開発に向けた動きとする見方もある。
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