フィリピンのGlobe Telecom、7月に5Gサービスを開始
- 2019年06月21日
- 海外携帯電話
フィリピンの移動体通信事業者(MNO)であるGlobe Telecomは第5世代移動通信システム(5G)を2019年7月に商用化すると発表した。
固定通信用途でGlobe At Home Air Fiber 5Gとして5Gサービスを提供する。
5Gサービスに対応した端末としては中国のHuawei Technologies (華為技術)製の据置型無線LANルータを提供する予定である。
Globe At Home Air Fiber 5Gはポストペイド契約のみとなり、料金プランは3種類を用意している。
月額料金が1,899フィリピンペソ(約4,000円)で通信速度が最大20Mbps、2,499フィリピンペソ(約5,200円)で最大50Mbps、2,899フィリピンペソ(約6,100円)で最大100Mbpsの3種類から選べる。
いずれも月間データ通信容量は2TBとなっている。
5Gサービスの開始当初はマニラ首都圏のパシグ市、カヴィテ州、ブラカン州の一部が5Gサービスの提供エリアとなる予定である。
5Gサービスの提供エリアに位置し、5Gサービスを問題なく利用できる家庭や企業を対象として、2019年7月より5Gサービスの提供を開始する。
Globe Telecomは2020年までに200万世帯でGlobe At Home Air Fiber 5Gが導入されることを目標としている。
携帯通信用途で5Gサービスの提供を開始する時期は明らかにされていない。
なお、5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式となる。
通信設備はHuawei Technologiesより調達する。
Globe Telecomはフィリピンではもちろんのこと、東南アジアでも最初に5Gサービスを商用化する見通し。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。