バーレーンのVIVA Bahrainが5Gサービスを開始
- 2019年07月02日
- 海外携帯電話
バーレーンの移動体通信事業者(MNO)であるVIVA Bahrainは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
2019年6月27日より5Gサービスに対応した端末の販売を開始しており、同時に5Gサービスの提供も開始している。
5Gに対応した端末としては屋内ルータと屋外ルータを用意する。
最初に屋内ルータを発売しており、中国のHuawei Technologies (華為技術)製のHUAWEI 5G CPE Pro (H112-370)を取り扱っている。
HUAWEI 5G CPE Proは屋内向けの据置型無線LANルータである。
SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。
屋外ルータは近く発売する予定という。
5Gサービスは既存のHome Broadband Planに5G Access Add-onとして月額5バーレーンディナール(約1,400円)の追加料金を支払うと利用できる。
なお、Home Broadband Planはポストペイド契約のみとなっている。
5G Access Add-onに加えて端末のレンタル代も必要となり、レンタル代は屋内ルータが月額10バーレーンディナール(約2,900円)、屋外ルータが月額が12.5バーレーンディナール(約3,600円)に設定されている。
バーレーン全土を5Gサービスの提供エリアとしており、通信速度は1Gbpsに達するという。
バーレーンではすでにBahrain Telecommunications Company (Batelco)が5Gサービスを開始しているが、バーレーン全土を5Gサービスの提供エリアとした移動体通信事業者はVIVA Bahrainが初めてとアピールしている。
5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用する。
VIVA BahrainはサウジアラビアのSaudi Telecom Company (STC)の完全子会社で、Saudi Telecom Companyはサウジアラビアで5Gを商用化しており、Saudi Telecom Companyの子会社でクウェートのKuwait Telecom Companyはすでにクウェートで5Gを商用化した。
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