楽天モバイル、東大阪市に基地局を開設
- 2019年07月25日
- Rakuten-総合
Rakuten (楽天)の完全子会社で移動体通信事業者(MNO)として新規参入するRakuten Mobile (楽天モバイル)は大阪府東大阪市で基地局を開設したことが分かった。
Rakuten Mobileは2019年1月23日付けで総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の近畿総合通信局、東海総合通信局、関東総合通信局より1.7GHz帯の周波数を利用した第4世代移動通信システム(4G)に係る無線局の包括免許を受領した。
なお、包括免許は個別の無線局ごとに免許を取得する必要なく、1の免許で同一形式の複数の無線局を開設できる免許である。
Rakuten Mobileは近畿総合通信局、東海総合通信局、関東総合通信局より特定無線局の包括免許を受領したことで、近畿総合通信局管内、東海総合通信局管内、関東総合通信局管内で特定基地局から電波の発射が可能となる。
包括免許の情報は総務省が運営する電波利用ホームページで公開されている。
Rakuten Mobileが取得した包括免許の情報を確認すると、備考欄に基地局の開設局数が記載されており、これまで近畿総合通信局管内では大阪府大阪市内で基地局の開設を確認できたが、新たに東大阪市でも基地局を開設したことが判明した。
東大阪市では2019年7月25日までに2局の基地局を開設したことを確認できる。
なお、大阪市内では浪速区で2局、東成区で2局、城東区で1局、阿倍野区で1局、西成区で2局、中央区で1局を開設しており、近畿総合通信局管内では2019年7月25日までに11局を開設したことになる。
Rakuten Mobileは2019年10月に移動体通信事業者として新規参入する予定である。
移動体通信事業者としての商用化に向けて、東名阪地域から基地局の整備を進めている。
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