仏Orangeが自社ブランドの5GスマホOrange Neva jetを発表
- 2019年11月24日
- Android関連
フランスの移動体通信事業者(MNO)であるOrangeは中国のZTE (中興通訊)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「Orange Neva jet」を発表した。
Orangeが自社ブランドで展開する第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンである。
OSにはAndroid 9 Pie Versionを採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 855 Mobile Platformで、CPUはオクタコアとなっている。
ディスプレイは約6.47インチFHD+(1080*2340)AMOLEDである。
カメラはリアに約4800万画素CMOSイメージセンサ、約2000万画素CMOSイメージセンサ、約800万画素CMOSイメージセンサからなるトリプルカメラ、フロントに約2000万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はNR/LTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。
SIMカードのサイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)やNFCを利用できる。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量が128GBである。
電池パックは内蔵式となり、容量は4000mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用し、Wireless Power Consortium (WPC)が策定したQiに準拠した無線充電を利用できる。
生体認証はディスプレイ一体型の指紋認証に対応する。
フランスで販売することが決定している。
製造はZTEが担当しており、ハードウェアはZTE Axon 10 Pro 5Gがベースとなっている。
欧州では移動体通信事業者のブランドを冠した5Gに対応したスマートフォンは初めてとなる。
Orangeは複数の国と地域で移動体通信事業者として参入しており、5Gサービスを商用化した国と地域で順次発売する予定である。
まずは2019年12月末までにポーランドとルーマニアで発売することが決まっており、本拠を置くフランスでの発売に関しては決定していない。
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