Sony Mobileがマレーシアに再参入か、Xperia 1がSIRIMの認証を取得
- 2019年08月12日
- Android関連
Sony Mobile Communications製のLTE/W-CDMA/GSM端末「J9110」が2019年8月8日付けでSIRIMの認証を通過した。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/900(B8)/850(B5) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2300(B40)/2000(B34) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも認証を取得している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯の無線LANも利用できる。
J9110はSony Xperia 1の型番のひとつである。
SIRIMはマレーシアの国有企業で、通信機器などの認証業務などを手掛ける。
マレーシアで通信機器などを販売するためには、SIRIMの認証を取得することが必須となっている。
J9110がSIRIMの認証を取得したことで、Sony Xperia 1をマレーシア向けに準備していると考えられる。
Sony Mobile CommunicationsはSonyの完全子会社で、スマートフォン事業の不振を受けて多くの国や地域から撤退した。
マレーシアではSony Xperia XZ2 Premiumを最後に新機種を投入しておらず、実質的に撤退と等しい状況とされていたが、Sonyが開催したSony IR Day 2019において公開された資料では非展開地域もしくは撤退した地域にマレーシアが含まれており、マレーシアからの撤退が公式に確認された。
しかしながら、J9110がSIRIMの認証を通過したため、マレーシアに再参入することが現実的となった。
SIRIMの認証では申請者が代理店などではなくSonyのマレーシア法人であるSony (Malaysia)であるため、Sonyとして正規にマレーシアへSony Xperia 1を投入すると考えられる。
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