富士通コネクテッドテクノロジーズ、arrows RXを準備中か

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FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES (富士通コネクテッドテクノロジーズ：FCNT)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「RX」が2019年8月22日付けでBluetooth SIGの認証を通過した。

Bluetoothモジュールのバージョンは4.2。

RXは未発表端末の型番である。

説明欄にはSmartphoneと記載されており、スマートフォンとなることが分かる。

その他の詳細な情報は公開されていない。

RXはNTT DOCOMO向けのarrows Be F-04KおよびSoftBank向けのarrows U (801FJ)と共通のBluetoothモジュールを採用しており、arrows Be F-04Kやarrows U (801FJ)とスペックが近いスマートフォンとなる可能性がある。

arrows Be F-04Kおよびarrows U (801FJ)はチップセットにQualcomm Snapdragon 450 Mobile Platform (SDM450)を搭載するため、RXもチップセットにQualcomm Snapdragon 450 Mobile Platform (SDM450)を搭載した中低価格帯のスマートフォンになると推測している。

NTT DOCOMO、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)、SoftBankおよびWILLCOM OKINAWA (ウィルコム沖縄)の型番規則やFMPから始まるメーカー型番ではなく、NTT DOCOMO、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone、SoftBank向けではないと思われる。

SIMロックフリーで展開するarrows Mシリーズでもなく、過去にRakuten Mobile (楽天モバイル)向けにFujitsu arrows RM02を投入した実績があることから、移動体通信事業者(MNO)として新規参入するRakuten Mobile向けにarrows RXとして投入する可能性もあるが、確定したことではない。

なお、FUJITSU (富士通)はFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESの株式の大半をPolaris Capital Groupに売却し、FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESはFUJITSUの連結子会社から外れた。

FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESがFUJITSUの連結子会社から外れてからも、Bluetooth SIGの認証では依然としてFUJITSUが申請者となっている。

Bluetooth SIG – Fujitsu RX