5G NRに対応したHUAWEI Mate 30 5Gを発表
- 2019年09月20日
- Android関連
中国のHuawei Technologies (華為技術)はNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「HUAWEI Mate 30 5G (華為 Mate 30 5G)」を発表した。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したスマートフォンである。
OSにはAndroid 10を採用している。
独自ユーザインターフェースとしてEMUI 10.0を導入する。
チップセットは64bit対応のHUAWEI Kirin 990 5Gとなる。
CPUはデュアルコアの2.86GHz、デュアルコアの2.36Hz、クアッドコアの1.95GHzで計オクタコアとなっている。
ディスプレイは約6.62インチFHD+(1080*2340)有機ELである。
カメラはリアに広角レンズの約4000万画素CMOSイメージセンサ、超広角レンズの約1600万画素CMOSイメージセンサ、望遠レンズで光学式手ブレ補正(OIS)に対応した約800万画素CMOSイメージセンサからなるトリプルカメラ、フロントに約2400万画素CMOSイメージセンサを備える。
Huawei TechnologiesはドイツのLeica Cameraと長期技術提携を締結しており、カメラにはLeica Cameraの技術が導入されている。
通信方式は国際向けがNR/LTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。
NR方式はスタンドアローン(SA)構成およびノンスタンドアローン(NSA)構成に対応するが、NR方式の周波数はFR1のみでFR2は非対応となる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。
Bluetooth 5.1や無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)やNFCにも対応する。
システムメモリの容量は8GBで、内蔵ストレージの容量は128GBである。
外部メモリはNano SIM (4FF)サイズと共通のサイズとなるNM cardを利用できる。
IP53に準拠した防雨性能や防塵性能を備える。
電池パックは内蔵式で、容量は4200mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用する。
無線充電を利用できるほか、無線給電にも対応している。
生体認証は顔認証およびディスプレイ一体型の指紋認証を利用できる。
カラーバリエーションはBlack (亮黒色)、Space Silver (星河銀)、Cosmic Purple (羅蘭紫)、Emerald Green (翡冷翠)、Orange (丹霞橙)、Forest Green (青山黛)の6色展開である。
なお、OrangeとForest Greenはリアパネルの素材に合成皮革を採用している。
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