ヤフーとLINE、経営統合で基本合意
- 2019年11月18日
- SoftBank-総合
SoftBank、NAVER、SoftBankの連結子会社かつYahoo Japanの親会社で持株会社のZ Holdings、NAVERの連結子会社であるLINEの4社はZ HoldingsとLINEの経営統合で基本合意に達したと発表した。
SoftBankおよびNAVERは2019年11月17日に開催されたそれぞれの取締役会の取締役会決議に基づき一任された最高経営責任者(CEO)の決定により、Z HoldingsおよびLINEは2019年11月18日に開催されたそれぞれの取締役会決議に基づき、4社の間で2019年11月18日付けで法的拘束力のない経営統合に係る基本合意書を締結したという。
Z HoldingsとLINEは2019年12月を目処に法的拘束力のある最終契約を締結することを目指し、協議および検討を進める予定と案内している。
Yahoo JapanとLINEの経営統合に向けて、SoftBankおよびNAVERはLINEの非公開化を目的として共同公開買付けを実施し、LINEの株主をSoftBankおよびNAVERとその完全子会社のみとする。
SoftBankが保有するZ Holdingsの株式の全部をLINEに対して移管し、並行してSoftBankおよびNAVERらが保有するLINEの議決権割合を50%と50%とする予定である。
これにより、LINEはSoftBankの連結子会社となる。
さらに並行してLINEが新たに設立するLINEの承継会社となる完全子会社にLINEの全事業を承継させる吸収分割を行う。
2020年10月までにすべてのプロセスを完了させる計画である。
経営統合が完了後はSoftBankとNAVERの折半出資合弁会社であるLINEの傘下にLINEとその他の少数株主が保有するZ Holdingsを置き、Z Holdingsの完全子会社としてYahoo JapanおよびLINEの承継会社がそれぞれ事業を継続することになる。
なお、SoftBankはYahoo JapanとLINEの経営統合に関連して、2019年12月18日を実行日としてSoftBankが保有するZ Holdingsの株式の全部をSoftBankの完全子会社であるShiodome Z Holdingsに譲渡する予定という。
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