カタールのVodafone Qatar、中東で初めてHTC 5G Hubを発売
- 2020年01月08日
- 海外携帯電話
カタールの移動体通信事業者(MNO)であるVodafone Qatarは台湾のHTC (宏達国際電子)製のモバイル無線LANルータ「HTC 5G Hub (2Q6U200)」を取り扱うと発表した。
HTC 5G Hubは家庭内や企業内および外出先のいずれの環境でも使いやすいよう設計されたモバイルスマートハブと称する第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応した製品である。
エンターテインメントデバイス、無線LANルータ、外部電池など様々な用途で利用できる。
OSにはAndroid 9 Pie Versionを採用し、チップセットはQualcomm Snapdragon 855 Mobile Platformを搭載する。
ディスプレイはタッチパネルによる操作に対応した約5.0インチHD(1280*720)液晶である。
通信方式はNR (TDD) 3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(4/B66)/900(B8)/ 850(B5)/800(B20)/700(B12/B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41) MHzに対応している。
NR方式の通信モデムとしてはQualcomm Snapdragon X50 5G Modem-RF Systemを搭載する。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ad (2.4GHz/5GHz/60GHz)も利用できる。
電池パックの容量は7660mAhである。
Vodafone QatarはNR方式に準拠した5Gサービスを商用化しており、5Gサービスに対応した製品のラインナップとしてHTC 5G Hubを取り扱う。
2020年1月7日よりVodafone Qatarの主要な小売店およびオンラインショップで販売している。
価格は2,999カタールリヤル(約89,000円)に設定されている。
HTC 5G Hubは大洋州、欧州、米国で移動体通信事業者が取り扱うが、中東で取り扱う移動体通信事業者はVodafone Qatarが初めてとなる。
なお、Vodafone Qatarは英国のVodafone Groupと資本関係を解消したが、ブランドライセンス契約に基づきVodafoneブランドで展開している。
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