米Essential Productsが事業終了、閉鎖へ

米国のEssential Productsは事業を終了して閉鎖することが分かった。

Essential Productsは2019年10月に公開したProject GEMに関して通知しており、最善の努力にもかかわらず、顧客に提供する明確な道筋がないと案内した。

同時にEssential Productsの事業を終了して閉鎖するという難しい決定を下したとも明らかにした。

米国のカリフォルニア州パロアルトおよびインドのカルナータカ州バンガロールの従業員およびグローバルのパートナーに対しては、Essential Productsのコンセプトを実現するための支援と献身に感謝を示している。

Essential Productsはパロアルトに本社を置く企業で、Androidの父とも呼ばれるアンディ・ルービン氏が設立した。

2017年5月30日には最初の製品としてスマートフォン「Essential Phone PH-1」を発表し、米国やカナダで発売後に日本国内では2018年9月11日よりRakuten (楽天)やInternet Initiative Japan (IIJ)が取り扱った。

しかし、Essential Phone PH-1は販売不振が伝えられていた。

Essential Phone PH-1の販売不振に伴いEssential Productsは業績不振に陥り、従業員の30%に相当する大幅な人員削減も実施した。

なお、日本国内では2017年10月に日本法人として東京都港区南麻布にEssential Products Japanを設立したことが分かっている。

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