ネパール当局、C. G. Communicationsの携帯電話免許を剥奪
- 2020年03月27日
- 海外携帯電話
ネパールの政府機関で電気通信分野の規制を司るネパール電気通信庁(Nepal Telecommunications Authority:NTA)は同国の移動体通信事業者(MNO)であるC. G. Communicationsに対して付与された移動体通信事業の免許を剥奪したと発表した。
C. G. Communicationsに対してはバグルン郡、パルパ郡、カンチャンプル郡、ダンデルドゥラ郡、バイタディ郡、バルディヤ郡、ダイレク郡を対象区域としてLimited Mobilityの免許が付与されていた。
Limited Mobilityは地域限定の移動体通信事業の免許であるため、対象区域に限定した小規模な移動体通信事業者として運営してきた。
しかし、2020年2月4日付けのネパール電気通信庁の発表によると、C. G. Communicationsに対して付与された免許が規定の期間内に更新されなかったため、自動的にC. G. Communicationsに対して付与された免許を剥奪したという。
ネパール電気通信庁によると免許の付与に関する規定では5年ごとに免許を更新する必要があるが、C. G. Communicationsはそれに失敗したとのことである。
C. G. Communicationsは旧社名がSTM Telecom Sancharで、ネパールのCG Corp Globalの子会社であるCG TelecomがSTM Telecom Sancharを買収後に社名を変更した。
CG Corp Globalとしてはネパールでは移動体通信事業の免許が剥奪されたが、子会社でアイルランドのCG Cell Technologiesを通じてモルドバの移動体通信事業者であるMoldcellを買収することが決まっている。
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