21:9の有機ELディスプレイを搭載したSony Xperia 10 IIを発表
- 2020年02月24日
- Android関連
Sonyの完全子会社であるSony Mobile CommunicationsはLTE/W-CDMA/GSM端末「Sony Xperia 10 II (ソニー エクスペリア テン マークツー)」を発表した。
Sony Mobile Communicationsが展開するXperiaシリーズのミッドレンジのスマートフォンである。
OSにはAndroid 10を採用する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 665 Mobile Platformで、CPUはオクタコアとなっている。
ディスプレイは約6.0インチFHD+(1080*2520)有機ELを搭載している。
アスペクト比が21:9のディスプレイとなる。
カメラはリアに約1200万画素CMOSイメージセンサと2個の約800万画素CMOSイメージセンサからなるトリプルカメラ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式は国際版がLTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/ 1700(B4)/900(B8)/850(B5)/ 800(B20)/700(B12/B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE DL Category 11およびLTE UL Category 5に対応し、下りはキャリアアグリゲーション(CAで)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)および256QAM、上りは64QAMを利用できるため、通信速度は下り最大600Mbps/上り最大75Mbpsとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはシングルSIMまたはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズである。
Bluetooth 5.0、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、NFCにも対応している。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は64GBまたは128GBとなる。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。
IPX5/IPX8に準拠した防水性能やIP6Xに準拠した防塵性能を有する。
電池パックは内蔵式で、容量は3600mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
生体認証は指紋認証を利用できる。
カラーバリエーションはミント、ホワイト、ブルー、ブラックの4色展開となる。
2020年春より一部の市場で販売を開始する。
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