Snapdragonを搭載した5G PCをサポートする通信事業者を公表、日本の3社やNTT傘下企業も
- 2020年02月27日
- その他モバイル端末
米国のQualcommの完全子会社で同国のQualcomm Technologiesは同社がパソコン向けに開発したQualcomm Snapdragon Compute Platformを搭載かつ第5世代移動通信システム(5G)に対応したパソコンを世界各地の大手の通信事業者がサポートすると発表した。
Qualcomm Snapdragon Compute Platformを搭載かつ5Gに対応したパソコンをAlways on, Always Connected 5G PCと呼称しており、消費者は世界各地の主要な通信事業者でAlways on, Always Connected 5G PCを使用してマルチギガビットクラスの超高速や超低遅延を実現する5Gを体験できるという。
Always on, Always Connected 5G PCをサポートする通信事業者も公表されており、北米ではVerizon Wirelessとして事業を行う米国のCellco Partnershipおよび米国のSprint、欧州や中東およびアフリカでは英国のEE、スイスのSwisscom (Switzerland)、スペインのTelefonica、イタリアのTIM、フランスのTransatel、アジアおよび大洋州は日本のKDDI、SoftBank、Rakuten Mobile (楽天モバイル)、韓国のSK Telecom、KT Corporation、LG Uplus (LG U+)、China Mobile (中国移動)として事業を行う中国のChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団)、China Unicom (中国聯通)として事業を行う中国のChina United Network Communications (中国聯合網絡通信)、中国のChina Telecom (中国電信)、豪州のTelstraが挙げられている。
その他の詳細に関しては明らかにされていない。
日本の通信事業者としてはKDDI、SoftBank、Rakuten MobileがAlways on, Always Connected 5G PCをサポートする通信事業者として挙げられており、将来的にAlways on, Always Connected 5G PCを取り扱う可能性も考えられる。
なお、Sprintは米国のT-Mobile USとの合併が決定しているが、T-Mobile USとの合併が完了するまではSoftBank Groupの子会社で、TransatelはNippon Telegraph and Telephone Corporation (日本電信電話:NTT)が間接的に完全所有するNTT Communications (NTT Com)が2019年2月28日に連結子会社化したNTTグループの企業である。
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