楽天モバイルが東北地方で基地局を開設、まずは仙台市で
- 2020年02月27日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は東北地方で基地局を開設したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページではRakuten Mobileが開設した基地局数や設置場所が掲載されている。
基地局の開設から電波利用ホームページで反映されるまで多少の時間を要する場合があるが、Rakuten Mobileは2019年2月26日までに宮城県で1局の基地局を開設したことを確認できる。
具体的には宮城県仙台市青葉区で1局を開設した。
通信方式はLTE (FDD)方式の1.8GHz帯(Band 3)で、帯域幅は5MHz幅である。
これまで、総務省の東北総合通信局管内ではRakuten Mobileの基地局が開設されておらず、東北総合通信局管内で最初の基地局の開設が仙台市青葉区となった。
東北総合通信局管内では2019年9月4日に包括免許を取得していたが、運用開始の期限が2020年3月4日に迫るところで、ようやく1局目の基地局を開設したことになる。
Rakuten Mobileは2019年第1四半期より近畿総合通信局管内、関東総合通信局管内、東海総合通信局管内のいわゆる東名阪エリアで3,000局を超える基地局を開設してきたが、2020年1月からは東名阪エリア以外の日本各地でも基地局の開設を進めている。
東北総合通信局に先立ち、すでに北陸総合通信局管内、四国総合通信局管内、中国総合通信局管内、沖縄総合通信事務所管内、北海道総合通信局管内でも基地局を開設したことが分かっている。
Rakuten Mobileは移動体通信事業者(MNO)として新規参入する計画で、日本各地で基地局の建設を進めているが、商用化が遅れている状況にある。
移動体通信事業者として展開する携帯通信サービスを楽天回線と呼称しており、無料サポータープログラムとして対象者を限定して試験的に無料で楽天回線を提供している。
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