楽天モバイル、my 楽天モバイルで楽天回線とパートナーエリアの判別を可能に
- 2020年03月03日
- Rakuten-総合
移動体通信事業者(MNO)として新規参入するRakuten Mobile (楽天モバイル)は移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスで楽天回線とパートナーエリアを判別できる機能を実装することが分かった。
2020年3月3日に開催した発表会の質疑応答で明らかにされた。
Rakuten Mobileが移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスでは楽天回線を利用できるが、楽天回線のエリア外ではローミング協定を締結したKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)のネットワークを利用できる。
なお、ローミングの提供エリアは大阪府大阪市、愛知県名古屋市、東京都特別区(東京23区)および局所的なトラヒック混雑エリアを除く日本全国のほか、地下鉄、地下街、トンネル、屋内施設や観光名所などの一部で、期間は2026年3月31日までとなる。
Rakuten Mobileは移動体通信事業者として提供する正式な料金プランは1種類のみとなり、Rakuten UN-LIMITを用意している。
月間データ通信容量は楽天回線が無制限、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneのネットワークを利用するパートナーエリアが2GBとなり、2GBを超過するとパートナーエリアでは通信速度が最大128kbpsに制限される。
移動体通信事業者としての商用化に先行して無料サポータープログラムを提供しているが、サードパーティのアプリケーションや開発者モードやそれに類する機能を利用しない限り、端末上から楽天回線とパートナーエリアの判別は困難なことが分かっている。
楽天回線とパートナーエリアいずれも通信事業者名はRakutenと表示され、パートナーエリアでローミングを指す表示は現れない。
無料サポータープログラムは楽天回線とパートナーエリアともに無制限で利用できたが、正式な料金プランではパートナーエリアでは無制限に利用できないことになり、このような状況から楽天回線とパートナーエリアを判別できる機能を実装する模様である。
Rakuten Mobileが提供するmy 楽天モバイルのアプリケーションで2020年4月8日より楽天回線とパートナーエリアを判別できる機能を実装する予定という。
楽天回線とパートナーエリアの判別にアプリケーションの起動が必要な点は少し手間になるかもしれない。
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