日本でTCL 10 5Gを発売か、日本版と思われるT790Hが存在
- 2020年04月08日
- Android関連
中国を拠点とする英領ケイマン諸島のTCL Communication Technology Holdings (TCL通訊科技控股)はスマートフォン「TCL 10 5G」を日本で発売する可能性が浮上した。
TCL 10 5GはTCL Communication Technology Holdingsにとって最初の第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンである。
型番はT790HとT790Yが存在しており、このうちT790Hが日本版となる可能性がある。
公式ウェブサイトには通信方式および対応周波数が掲載されており、T790Hでは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式はB1/B3/B8/B18/B19/ B26/B28/B41/B42を利用できる。
このうち、B8にはSBM、B19にはNTTと記載されており、それぞれSoftBankとNTT DOCOMOを指すことは明らかである。
また、世界的にauを展開するKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)のみが導入するB18に対応するほか、NTT DOCOMO、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone、SoftBankが導入するB42にも対応する。
B42は固定通信用途で導入する通信事業者こそ少なくないが、携帯通信用途ではほぼ日本限定に近い。
対応周波数が明らかに日本向けであることや、複数の日本の通信事業者を明示していることから、日本ではSIMロックフリーのスマートフォンとしてTCL 10 5Gを展開する可能性が考えられる。
なお、5GのNR方式はn77およびn78に対応している。
n77はSoftBankが世界で初めて導入し、n78はNTT DOCOMOとKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneが導入しており、将来的にn77はKDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneとRakuten Mobile (楽天モバイル)も導入する計画である。
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