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楽天モバイルとNECが5G NRのSA向け5GCの共同開発に合意、2021年に導入へ



Rakuten Mobile (楽天モバイル)とNEC Corporation (日本電気)はコンテナ技術を導入した5Gコアネットワーク(5GC)の共同開発で合意したと発表した。

5GCは第5世代移動通信システム(5G)向けのコアネットワークである。

5Gの要求条件を満たすために規定された無線方式であるNRには単独で動作するスタンドアローン(SA)構成と、第4世代移動通信システム(4G)のLTEと連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成が定義されている。

5Gの導入初期は4G向けのコアネットワークであるEPCに収容するNSA構成のOption 3の採用が大半となるが、SA構成のOption 2では5GCに収容する。

Rakuten MobileとNEC Corporationが共同開発する5GCもSA構成向けとなり、Rakuten Mobileが構築を進めるRakuten Communications Platform (RCP)上で動作するコンテナ化された5GCの共同開発を行う。

NEC Corporationが開発した5GCのソースコードをベースに高い信頼性を備えた日本製の5GCの構築を共同で進める計画を示している。

Rakuten MobileはNSA構成に準拠した5Gサービスを2020年9月頃に商用化する予定で、NEC Corporationと共同開発した5GCを使用した5Gサービスは2021年に提供を開始する予定という。

なお、当初の計画ではRakuten Mobileは2020年6月に5Gサービスを商用化する計画を公表していたが、5Gサービスの商用化を3ヶ月ほど延期する見込みと案内しており、2020年9月頃に5Gサービスを商用化する見込み。

Rakuten MobileはRakuten Communications Platformを世界の通信事業者が仮想化ネットワークを構築するためのソリューションとして提供し、アプリケーションストア形式のインターフェイスを通じてオープンで仮想化された5GCの購入も可能とする計画で、Rakuten MobileとNEC Corporationが共同開発する5GCはRakuten Communications Platformの国際展開における重要な役割と担うと説明している。

これまでに、Rakuten MobileとNEC CorporationはNRのアンテナ一体型無線機の開発でも協業しており、サブ6GHz帯の3.7GHz帯に対応したNRのアンテナ一体型無線機はRakuten MobileとNEC Corporationが提携して開発を行い、NEC Corporationが完全子会社を通じて保有する日本国内の工場で製造する。

Rakuten Mobile
楽天市場

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