楽天モバイル、楽天回線対応製品にPixel 4とPixel 4 XLを追加

Rakuten Mobile (楽天モバイル)は移動体通信事業者(MNO)として提供する楽天回線の対応製品を更新した。

Rakuten Mobileは2020年4月8日に移動体通信事業者として携帯通信サービスを商用化しており、仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供する携帯通信サービスはドコモ回線とau回線、移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスは楽天回線と呼称して区別している。

Rakuten Mobileは楽天回線で接続性検証の確認が取れた製品を楽天回線の対応製品として公式ウェブサイトで案内しており、新たに楽天回線の対応製品として米国のGoogle製のスマートフォン「Pixel 4」および「Pixel 4 XL」が追加された。

それぞれ複数の型番が存在するが、日本向けの型番はPixel 4がG020N、Pixel 4 XLがG020Qとなる。

いずれもRakuten Mobileでは取り扱わないが、2020年度に相互接続性試験が完了したため、楽天回線の対応製品として認定した。

楽天回線ではデータ通信、音声通話、テザリング、SMSの動作を確認している。

SIMカードの種別はNano SIM (4FF)サイズおよびeSIMで動作を確認しており、ETWSの受信に対応するほか、APNの自動設定も日本および海外で対応する。

なお、動作確認時のOSのバージョンはAndroid 10で、ソフトウェアのバージョンはQQ3A.200605.001である。

これまで、楽天回線の対応製品としてはRakuten Mobileが公式に取り扱う製品のみが掲載されていたが、Rakuten Mobileで取り扱わない製品としては初めて楽天回線の対応製品に追加されたことになる。

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