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HUAWEI P40 Pro 5GとなるELS-NX9が技適通過、4者の5G帯域に対応



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報が更新された。

中国のHuawei Technologies (華為技術)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「ELS-NX9」が2020年4月30日付けでCertificate Technical Support Center (認証技術支援センター)の認証を通過したことが分かった。

工事設計認証番号は018-200083。

モバイルネットワークはNR (FR1, TDD) 4500(n79)/3700(n77)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/ 800(B18/B19/B26)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。

Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。

無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯の利用も可能で、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応することが分かっている。

ELS-NX9はHUAWEI P40 Pro 5Gの型番のひとつで、すでに日本向けに発表されている。

カメラを強化したハイスペックなスマートフォンである。

HUAWEI P40 Pro 5Gには複数の型番が存在するが、日本で販売するELS-NX9は国際版のHUAWEI P40 Pro 5Gの型番となる。

日本ではSIMロックフリーで2020年6月12日に発売する。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応しており、日本ではn79が4500~4600MHz、n77が3600~4100MHz、n78が3600~3800MHzで認証を受けた。

日本では移動体通信事業者(MNO)に対して5G向けにサブ6GHz帯とミリ波(mmWave)の周波数が割当されており、ミリ波は完全に非対応となっている。

サブ6GHz帯はNTT DOCOMOが3600~3700MHzでn78、4500~4600MHzでn79、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が3700~3800MHzでn78、4000~4100MHzでn77、SoftBankが3900~4000MHzでn77、Rakuten Mobile (楽天モバイル)が3800~3900MHzでn77を導入もしくは導入を予定している。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは地域ごとに連携する1の者として周波数の割当を受けているため、サブ6GHz帯では4者の5G向け周波数に対応することになる。

また、サブ6GHz帯ではローカル5Gにn79の4600~4900MHzを割当する方向で制度の整備が進められているが、ローカル5G向けの周波数では認証を受けておらず、サブ6GHz帯でもローカル5G向けの周波数は非対応となる見込み。


総務省 電波利用ホームページ

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