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ソフトバンク向けZTE製の未発表スマホA001ZTが技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報が更新された。

SoftBank向けの中国のZTE (中興通訊)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「A001ZT」が2020年4月10日付けでBureau Veritas Japanの認証を通過したことが分かった。

工事設計認証番号は022-200028。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 900(B8)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHzで認証を受けている。

Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。

無線LANは2.4GHz帯のみに対応しており、規格はIEEE 802.11b/g/nに対応する。

A001ZTは未発表端末の型番である。

型番規則からSoftBank向けと考えられる。

すでにA001ZTはほかの認証機関も通過しており、OSにAndroid 10を採用したスマートフォンとなることが分かっている。

ハイスペックなスマートフォンが対応するNR方式やLTE方式の特定の周波数には対応しないほか、5GHz帯の無線LANにも非対応となることから、エントリークラスのスマートフォンとなる可能性が高い。

SoftBankブランドまたはY!mobileブランドのいずれかで展開すると思われる。

なお、認証業務を実施したBureau Veritas Japanは技術基準適合証明の事業を行う者として、総務大臣の登録を受けた登録証明機関である。

総務省 電波利用ホームページ

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