HTC初の5GスマホHTC U20 5Gを発表、桃園市で製造
- 2020年06月16日
- Android関連
台湾のHTC (宏達国際電子)はNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「HTC U20 5G」を発表した。
HTCとしては最初の第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したスマートフォンである。
OSにはAndroid 10を採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 765G 5G Mobile Platformで、CPUはオクタコアとなっている。
ディスプレイは約6.8インチFHD+(1080*2400)となる。
カメラはリアにメインの約4800万画素CMOSイメージセンサ、広角レンズの約800万画素CMOSイメージセンサ、深度測定用の約200万画素CMOSイメージセンサ、マクロ用の約200万画素CMOSイメージセンサで構成されるクアッドカメラ、フロントに約3200万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はNR (FR1, FDD) 2100(n1)/1800(n3)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3500(n78)/2500(n41) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/ 1900(B2)/1800(B3)/ 900(B8)/850(B5)/ 800(B20)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
通信速度は下り最大2.52Gbps/上り最大900Mbpsとなる。
SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズである。
Bluetooth 5.0、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、NFCにも対応している。
システムメモリの容量は8GBで、内蔵ストレージの容量は256GBとなる。
外部メモリの利用を可能としており、microSDカードスロットを備える。
電池パックは内蔵式で、容量は5000mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用する。
生体認証は指紋認証に対応しており、リアに指紋認証センサを備える。
台湾で2020年8月に発売する予定で、価格は18,990台湾ドル(約69,000円)である。
HTCの登記上の本店は台湾の桃園市に所在し、併設の工場で製造を行う。
台湾で製造する最初の5Gに対応したスマートフォンになるという。
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