ROG Phoen 3とGalaxy Z Flip 5GはSnapdragon 865 Plus 5Gを搭載へ
- 2020年07月10日
- Android関連
台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)が開発中のスマートフォン「ROG Phone 3」および韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)が開発中のスマートフォン「Samsung Galaxy Z Flip 5G」はチップセットにQualcomm Snapdragon 865 Plus 5G Mobile Platformを採用することが分かった。
米国のQualcommの完全子会社であるQualcomm Technologiesはハイエンドのスマートフォンをはじめとするプレミアムセグメントの携帯端末向けのチップセットとしてQualcomm Snapdragon 865 Plus 5G Mobile Platformを正式に発表しており、CPUの動作周波数は最大で3.1GHzとなることが明らかにされた。
ROG Phone 3およびSamsung Galaxy Z Flip 5Gの型番が中国の政府機関で電気通信分野などの規制を司る工業和信息化部(Ministry of Industry and Information Technology:MIIT)傘下の電信設備認証中心(Telecommunication Equipment Certification Center)の認証を通過してスペックの一部が公開されており、いずれもCPUの動作周波数は3.09GHzと記載されている。
3.1GHzと3.09GHzは端数処理の違いと思われ、Qualcomm Technologiesが公開したQualcomm Snapdragon 865 Plus 5G Mobile Platformに関するプレスリリースではASUSTeK ComputerがROG Phone 3で採用することを認めているため、ROG Phone 3およびSamsung Galaxy Z Flip 5GはいずれもチップセットにQualcomm Snapdragon 865 Plus 5G Mobile Platformを搭載すると考えられる。
また、ROG Phone 3およびSamsung Galaxy Z Flip 5Gは第5世代移動通信システム(5G)のNR方式にも対応することが判明している。
米国の政府機関で電気通信分野などの規制を司る連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証で開示された情報から、Samsung Galaxy Z Flip 5Gは日本では少なくともKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)がauのラインナップでGalaxy Z Flip 5G SCG04として取り扱うことも決定的となっている。
なお、ASUSTeK Computerは2020年7月22日にROG Phone 3の発表会を開催し、正式にROG Phone 3を発表する計画である。
Samsung Electronicsは2020年8月5日に発表会を開催する予定で、複数のスマートフォンを発表する可能性が高く、Samsung Galaxy Z Flip 5Gの発表も期待されている。
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