沖縄セルラー電話が2021年3月期Q1の業績を発表
- 2020年07月29日
- KDDI-総合
KDDIの連結子会社で沖縄県の移動体通信事業者(MNO)であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)は2021年3月期(2020年度)第1四半期の業績を発表した。
2020年6月30日に終了した3ヶ月間となる2021年3月期第1四半期の連結売上高は前年同期比2.5%増の170億3,700万円、営業利益は前年同期比4.2%増の37億3,600万円、親会社の所有者に帰属する当期純利益は前年同期比4.1%増の25億8,900万円となった。
前年同期比で増収増益を達成したことになる。
業績の発表に伴い2020年6月30日時点の事業データも公開されている。
携帯電話サービスの総契約数は前年同期比2.6%増の732,900件となった。
携帯電話総販売数は前年同期比7.8%減の50,500台である。
なお、携帯電話サービスの総契約数および携帯電話総販売数は百未満を四捨五入した数値を公開している。
携帯電話サービスの総契約数および携帯電話総販売数にはスマートフォンやフィーチャーフォンを含めた携帯電話のほかに、タブレット、データ通信専用端末、通信モジュールなども含まれている。
2021年3月期第1四半期における携帯電話サービスの総合ARPAは前年同期比2.2%増の7,049円で、そのうちau通信ARPAは前年同期比1.4%増の6,577円、付加価値ARPAは前年同期比14.3%増の472円となった。
ARPU (1回線当たり月間平均収入)は1回線当たりの月間売上高を示すが、ARPAは同一名義でスマートフォンやタブレットなど複数の回線を利用する場合はそれらをまとめて1加入者当たりの月間売上高を示している。
なお、Okinawa Cellular Telephoneは2020年10月1日を効力発生日として完全子会社のUQ mobile Okinawa (UQモバイル沖縄)を吸収合併することが決まっている。
沖縄県ではOkinawa Cellular Telephoneが移動体通信事業者としてauの携帯通信サービス、UQ mobile Okinawaが仮想移動体通信事業者(MVNO)としてUQ mobileの携帯通信サービスを提供してきたが、2020年10月1日以降はOkinawa Cellular Telephoneが沖縄県でauとUQ mobileの携帯通信サービスを展開することになる。
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