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ソフトバンクが2020年度Q1の業績を発表



SoftBank (SBKK)は2020年度(2021年3月期)第1四半期の業績を発表した。

2020年6月30日に終了した3ヶ月間となる2020年度第1四半期の連結売上高は前年同期比0.7%増の1兆1,726億4,400万円、営業利益は前年同期比4.1%増の2,799億4,700万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は前年同期比7.7%減の1,521億3,900万円となった。

業績の発表に伴い2020年6月30日時点の事業データも公開されている。

移動通信サービスの累計契約数は前年同期比3.0%増の4,613万1,000件となった。

移動通信サービスの累計契約数のうち主要回線が3,686万7,000件、通信モジュールなどが780万5,000件、PHSが145万9,000件である。

PHSは2020年度第1四半期の期間中に150万件を下回った。

主要回線のうちスマートフォンは2,449万7,000件で、おうちのでんわは55万件となった。

移動通信サービスの累計契約数のうちスマートフォンは53.1%を占めることになる。

また、スマートフォンの累計契約数は2023年度の目標値も公表しており、2023年度には3,000万件を目標と定め、さらにスマートフォンのうち第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンは60%を目指すという。

2020年度第1四半期における解約率は主要回線が0.73%で、主要回線のうちスマートフォンが0.53%となっている。

主要回線の端末出荷数は前年同期比8.2%減の182万件である。

主要回線の総合ARPU (1回線当たり月間平均収入)は前年同期比3.4%減の4,300円に低下した。

なお、移動通信サービスの各事業データにはSoftBankブランド、Y!mobileブランド、LINE MOBILEブランドの移動通信サービスが含まれる。

それぞれ移動通信サービスを提供する主な事業会社が異なり、SoftBankブランドの事業はSoftBank、Y!mobileブランドの事業はSoftBankおよび同社の連結子会社であるWILLCOM OKINAWA (ウィルコム沖縄)、LINE MOBILEブランドの事業はSoftBankの連結子会社であるLINE MOBILEが手掛ける。

SoftBankは2020年3月27日にSoftBankブランドの移動通信サービスで5GのNR方式に準拠したSoftBank 5Gを商用化した。

2021年3月にはNR方式の基地局数を1万局に増やし、2022年3月には5万局に拡大して人口カバー率は90%超を目指す。

2020年4月1日には地方でNR方式の早期整備を推進する目的でKDDIと合弁会社として5G JAPANを設立しており、5G JAPANを通じてSoftBank 5Gの地方展開を加速するという。

SoftBank

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