5G対応モバイルWi-FiルータVerizon MiFi M2100 5G UWを発表
- 2020年09月13日
- 海外携帯電話
米国の移動体通信事業者(MNO)でVerizon Wirelessとして展開するCellco Partnershipおよび米国のInseegoはNR/LTE/W-CDMA端末「Verizon MiFi M2100 5G UW」を発表した。
第5世代移動通信システム(5G)に対応したモバイル無線LANルータである。
OSにはMiFi OS2を採用する。
通信モデムはQualcomm Snapdragon X55 5G Modem-RF Systemとなる。
カラー表示とタッチパネルに対応した約2.4インチのディスプレイを搭載し、各種操作や各種状態などの表示が可能である。
通信方式はNR/LTE/W-CDMA方式に対応している。
5GのNR方式はサブ6GHz帯のFR1とミリ波(mmWave)のFR2に対応し、FR1では4×4 MIMOおよび256QAM、FR2では2×2 MIMOおよび64QAMを利用できる。
米国で利用できる周波数はNR (FR1, FDD) 1900(n2)/1700(n66)/850(n5) MHz, NR (FR2, TDD) 39000(n260)/28000(n261) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/1900(B2)/ 1700(B4/B66)/850(B5)/ 700(B12/B13/B14/B17) MHz, LTE (TDD) 3600(B48) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHzである。
Cellco PartnershipがVerizon 5G Ultra Widebandとして一部の都市で導入したn260およびn261に加えて、2020年後半に米国全土で導入する予定のn5にも対応することになる。
SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズを採用する。
無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz)を利用できる。
最大同時接続台数は有線が1台、無線LANが30台となっている。
システムメモリの容量は512MBで、内蔵ストレージの容量も512MBである。
電池パックは取り外しが可能なリチウムイオン電池を採用しており、容量は3500mAhとなる。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用し、外部機器に対する給電にも対応する。
カラーバリエーションはBlackの1色展開である。
設計および開発はInseegoが担当しており、独自のアンテナ設計を適用したという。
本社が所在する米国のカリフォルニア州で設計および開発を行い、台湾で製造している。
言語の表示は英語とスペイン語に対応する。
Verizon Wirelessの取扱店を通じて販売することが決定しており、価格は399.99米ドル(約43,000円)に設定されている。
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