NTTドコモがPLAY 5Gを9月30日に終了、5G技術が未来から現在に
- 2020年09月13日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは東京都墨田区に所在する東京ソラマチで運営している未来体験空間のPLAY 5Gを終了すると発表した。
2020年9月30日をもってPLAY 5Gの運営を終了するという。
PLAY 5Gの運営は2018年4月20日より開始しており、2019年7月22日には全面的なリニューアルも実施していた。
約2年半にわたり累計で約36万人が来場したことが明らかにされている。
NTT DOCOMOは2020年3月25日に第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入した。
NR方式の導入に伴い5Gの技術は未来から現在に移り変わり、未来体験空間としての役目を終えたとして運営を終了することになった。
NTT DOCOMOは日本で最初に5Gサービスを商用化した移動体通信事業者で、2020年3月25日よりNR方式に準拠した5Gサービスを提供している。
5G向け周波数として総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)よりサブ6GHz帯の3.7GHz帯および4.5GHz帯とミリ波(mMWave)の28GHz帯の割当を受けているが、まずは3.7GHz帯と4.5GHz帯を使用して5Gサービスを提供しており、通信速度は下り最大3.4Gbps/上り最大182Mbpsとなっている。
将来的には28GHz帯も使用して通信速度を下り最大4.1Gbps/上り最大480Mbpsに高速化する計画である。
NR Bandは3.7GHz帯がFR1のn78、4.5GHz帯がFR1のn79、28GHz帯がFR2のn257となる。
なお、NR方式は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用しており、E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)を実装してLTE方式とNR方式の同時通信で利用できる。
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