ソフトバンク、法人向けにSoftBank A002ZTの販売を開始
- 2020年09月16日
- SoftBank-ZTE
SoftBankは中国のZTE (中興通訊)製のデータ通信専用端末「SoftBank A002ZT」を発売した。
SoftBankブランドのラインナップで2020年9月16日より法人向けにSoftBank A002ZTの販売を開始している。
SoftBank A002ZTはUSBスティック型のデータ通信専用端末である。
通信方式はLTE (FDD) 2100(B1)/1900(B2)/1800(B3)/ 1700(B4)/1500(B11)/900(B8)/ 700(B12/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41/AXGP) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE DL Category 11およびLTE UL Category 5に対応しており、下りはキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)および256QAM、上りは64QAMを利用できる。
設計上の通信速度はLTE (FDD)方式で下り最大600Mbps/上り最大75Mbps、LTE (TDD)方式で下り最大438Mbps/上り最大15Mbpsとなるが、SoftBankの携帯通信サービスでは通信速度が下り最大368Mbps/上り最大46Mbpsとなる。
ただ、下り最大368MbpsはUSB 3.0ポートを使用時の通信速度となり、USB 2.0ポートを使用時の通信速度は下り最大320Mbpsである。
SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズとなるが、SoftBankが提供する専用USIMカードを必要としており、ほかの携帯電話機では専用USIMカードは使用できない。
カラーバリエーションはブラックの1色となっている。
本体にはLEDを搭載しており、LEDの色や点灯で各種状態を表示できる。
持ち運びに便利な小型の本体で、国際ローミングにも対応する。
例えば米国ではLTE (FDD) 1900(B2)/1700(B4)/ 700(B12/B17) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzを利用できるなど、米国を中心として海外で利用できる周波数も充実している。
そのため、海外出張などでもノートパソコンなどUSBに対応した機器で便利に利用が可能である。
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