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日本向けにSIMフリーでデュアルSIMのSony Xperia 10 II (XQ-AU42)を発表



Sonyの完全子会社であるSony Mobile CommunicationsはLTE/W-CDMA/GSM端末「Sony Xperia 10 II (XQ-AU42)」を発表した。

日本の仮想移動体通信事業者(MVNO)が取り扱うSIMロックフリーのスマートフォンである。

OSにはAndroid 10を採用している。

チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 665 Mobile Platformとなる。

CPUはオクタコアで、動作周波数は最大2.0GHzとなっている。

ディスプレイは約6.0インチFHD+(1080*2520)有機EL トリルミナスディスプレイ for mobileを搭載する。

カメラはリアに標準カメラの約1200万画素CMOSイメージセンサ、超広角カメラの約800万画素CMOSイメージセンサ、望遠カメラの約800万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。

通信方式はLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/1700(B4)/ 1500(B21)/900(B8)/850(B5)/ 800(B18/B19)/700(B12/B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1700(IV)/900(VIII)/ 850(V)/800(VI/XIX) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。

LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。

SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズを採用する。

Bluetooth 5.0、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、NFCおよびおサイフケータイにも対応する。

地上デジタルテレビ放送は視聴できない。

システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は64GBとなる。

外部メモリの利用を可能としており、microSDカードスロットを搭載している。

IPX5/IPX8に準拠した防水性能およびIP6Xに準拠した防塵性能を備える。

電池パックは内蔵式で、容量は3600mAhとなっている。

充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用する。

生体認証は指紋認証を利用できる。

カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色展開である。

Sony Mobile Communicationsの完全子会社であるSony Network Communicationsがnuro mobileのラインナップで取り扱うほか、NTT Resonantがgoo SimSeller、Internet Initiative Japan (IIJ)がIIJmio、OPTAGEがmineoのラインナップで取り扱う。

いずれの仮想移動体通信事業者も2020年10月1日に販売を開始する予定である。


Sony Mobile

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