Honor Device、初の新機種HONOR V40 5Gを国際展開へ
- 2021年01月20日
- Android関連
中国のHonor Device (栄耀終端)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「YOK-N49」が2021年1月19日付けでBluetooth SIGの認証を通過した。
Bluetoothモジュールのバージョンは5.1。
YOK-N49は未発表端末の型番で、スマートフォンとなることが分かっている。
同一のBluetoothモジュールを採用するYOK-AN10はすでに中国の認証機関にも登場しており、中国でHONOR V40 5Gとして発表される見込み。
型番は中国のHuawei Technologies (華為技術)が運用する型番規則が適用されている。
HONOR事業は中国のHuawei Investment & Holding (華為投資控股)の子会社であるHuawei Technologiesが展開してきたが、Huawei Investment & Holdingは2020年第4四半期にHONOR事業の全部を新設したHonor Deviceに移管し、Honor Deviceの株式の全部を中国のShenzhen Zhixin New Information Technology (深圳市智信新信息技術)に譲渡した。
Honor DeviceはHuawei Investment & Holdingと資本関係を完全に解消したが、型番にはHuawei Technologiesの名残がある。
将来的にHonor Deviceが独自の型番規則を導入する可能性は高いが、少なくともHuawei Technologiesの時代に型番を決定した機種は型番の変更を行わず、Huawei Technologiesの型番規則を適用すると思われる。
Huawei Technologiesの型番規則を考慮すると、YOK-AN10が中国版で、YOK-N49が国際版に該当すると考えられる。
そのため、YOK-N49はHONOR V40 5Gの国際版となる見込みで、Honor DeviceはHONOR V40 5Gを国際展開するために準備を進めていると推測できる。
Honor Deviceは2021年1月22日の10時(中国標準時)より中国で発表会を開催し、HONOR V40 5Gを正式に発表する予定である。
HONOR V40 5Gは第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンで、Honor Deviceとしては初めてのスマートフォンの新機種となる。
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