マカオにおける2021年1月末時点の携帯電話加入件数が判明
- 2021年03月08日
- 海外携帯電話
マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を管轄する郵電局(Direccao dos Servicos de Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における2021年1月末時点の電気通信分野の統計資料を発表した。
マカオ特別行政区における2021年1月末時点の携帯電話サービスの加入件数が判明している。
携帯電話サービスの加入件数の総数は前月末の1,621,217件から減少して1,563,951件となり、4ヶ月連続で減少となった。
マカオ特別行政区の人口は四半期ごとに公表しており、2020年12月末時点でマカオ特別行政区の人口は約683,100人であるため、おおよその携帯電話の人口普及率は単純計算で約228.95%となる。
加入件数は契約種別ごとに内訳も公表している。
第3世代移動通信システム(3G)のポストペイド回線は32,311件、3Gのプリペイド回線は14,215件、LTEのポストペイド回線は800,513件、LTEのプリペイド回線は716,912件となった。
3GはW-CDMA方式またはCDMA2000方式、LTEは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と3GのW-CDMA方式またはCDMA2000方式を利用できる回線を意味する。
統計資料ではLTEの回線を4GではなくLTEと表記しているため、統計資料と同様の表記を採用している。
支払方式別ではポストペイド回線が832,824件で約53.25%、プリペイド回線が731,127件で約46.75%、通信方式別では3Gが46,526件で約2.97%、LTEが1,517,425件で約97.03%である。
なお、LTEのポストペイド回線に関しては2020年12月末時点の加入件数を当初は799,719件と案内していたが、数値を800,262件に修正したことを案内しており、2020年12月中に初めて80万件に達した。
マカオ特別行政区の移動体通信事業者はCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊:CTM)、Hutchison – Telefone (Macau) (和記電話(澳門))、SmarTone – Comunicacoes Moveis (數碼通流動通訊(澳門))、China Telecom (Macau) (中國電信(澳門))の4社で、電気通信分野の統計資料では4社が集計の対象となる。
また、マカオ特別行政区では第2世代移動通信システム(2G)をすでに終了し、第5世代移動通信システム(5G)は導入前の段階であるため、4Gおよび3Gを利用できる。
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