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マカオにおける2021年2月末時点の携帯電話加入件数が判明



マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を管轄する郵電局(Direccao dos Servicos de Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における2021年2月末時点の電気通信分野の統計資料を発表した。

マカオ特別行政区における2021年2月末時点の携帯電話サービスの加入件数が判明している。

携帯電話サービスの加入件数の総数は前月末の1,563,951件から減少して1,423,654件となった。

加入件数は5ヶ月連続で減少するとともに2021年2月中に150万件を下回った。

マカオ特別行政区の人口は四半期ごとに公表しており、2020年12月末時点でマカオ特別行政区の人口は約683,100人であるため、おおよその携帯電話の人口普及率は単純計算で約208.41%と分かる。

加入件数は契約種別ごとに内訳も公表している。

第3世代移動通信システム(3G)のポストペイド回線は31,929件、3Gのプリペイド回線は13,871件、LTEのポストペイド回線は800,212件、LTEのプリペイド回線は577,642件となった。

3GはW-CDMA方式またはCDMA2000方式、LTEは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と3GのW-CDMA方式またはCDMA2000方式を利用できる回線を意味する。

統計資料ではLTE方式を利用できる回線を4GではなくLTEと表記しているため、統計資料と同様の表記を採用している。

また、比率を算出すると支払方式別ではポストペイド回線が832,141件で約58.45%、プリペイド回線が591,513件で約41.55%、通信方式別では3Gが45,800件で約3.22%、LTEが1,517,425件で約96.78%となる。

マカオ特別行政区の移動体通信事業者はCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊:CTM)、Hutchison – Telefone (Macau) (和記電話(澳門))、SmarTone – Comunicacoes Moveis (數碼通流動通訊(澳門))、China Telecom (Macau) (中國電信(澳門))の4社が存在する。

電気通信分野の統計資料では4社の移動体通信事業者が集計の対象となっている。

マカオ特別行政区では過去に第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式も導入していたが、すでにGSM方式の運用は終了した。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式は導入していない。

そのため、マカオ特別行政区の移動体通信事業者は3Gおよび4Gの通信方式を提供している。

郵電局

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