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au向け5GスマホAQUOS R5G SHG01がn28に対応



KDDIはSHARP製のスマートフォン「AQUOS R5G SHG01」に対して新たなソフトウェアのアップデートの提供を開始したことを案内した。

AQUOS R5G SHG01に対しては2021年5月10日より新たなソフトウェアのアップデートを提供している。

主な更新内容には第5世代移動通信システム(5G)の提供エリアの拡大およびセキュリティ機能の改善が含まれており、セキュリティパッチレベルは2021年4月となる。

ソフトウェアのアップデートは端末単体で実施することができる。

目安の所要時間はモバイルネットワークを利用時および無線LANを利用時いずれも約20分と案内している。

ただ、実際の所要時間は通信速度など利用環境に応じて変動する。

アップデートファイルの容量は約100MBとなっている。

正常にソフトウェアのアップデートが完了すると、ソフトウェアのビルド番号は02.00.01となる。

なお、OSのバージョンがAndroid 10の場合はAndroid 11にOSのバージョンアップを実施後に2021年5月10日より提供を開始したソフトウェアのアップデートを実施できることを留意しておきたい。

5Gの提供エリアの拡大に関しては、新たに700MHz帯の周波数を使用した5Gに対応する。

これにより、700MHz帯で整備した5Gの提供エリアでも5Gを利用できるため、5Gの提供エリアは大幅に拡大する見込み。

AQUOS R5G SHG01は2020年3月27日にauのラインナップで発売したスマートフォンで、発売時点では3.7GHz帯の5Gに対応していたが、2021年4月8日の10時より提供を開始したOSのバージョンアップに伴い3.5GHz帯および4.0GHz帯の5Gにも対応するなど、段階的に5Gの周波数を追加してきた。

5Gの無線方式はNR方式で、NR Bandは700MHz帯がFR1のn28、3.5GHz帯および3.7GHz帯がFR1のn78、4.0GHz帯がn77である。

2021年5月10日に提供を開始したソフトウェアのアップデートを実施すると、新たにn28に対応することになる。

世界的にはn78を3.5GHz帯、n77を4.0GHz帯と呼称することが多いが、KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)は割当の経緯が異なる周波数を明確化する目的などで独自の呼称を使用している。

それぞれの周波数は提供エリアが異なり、明確化する必要があると考えるため、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneと同様の表記を採用した。

au

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